野菜ジュースよりもグリーンスムージーの栄養価が高い理由とは
不足しがちな野菜を補給に意識して「野菜ジュース」を摂っている人は多いですよね。
「一日分の野菜がとれる」「1日分の野菜350g使用」など、パッケージに書かれてあるように1本飲めば野菜の栄養がまるごと摂れると思っている人はどのくらいいるのでしょうか?
実は「野菜ジュース」 =(イコール)「野菜まるごとの栄養」が摂れるではありません。
野菜ジュースで摂りやすい栄養素はおもに「ビタミンA」「βカロテン」「カリウム」「カルシウム」「ビタミンE」ですが「ビタミンC」と「食物繊維」はほとんど摂れないのです。
野菜ジュースは食物繊維をろ過したただ甘いだけのジュース
ほとんどの野菜ジュースの食物繊維は1本で1.0~2.0g程度しか含まれておらず、「○ゴメ 野菜ジュース」の成分表を見てみると食物繊維はたったの1.3gです。
ちなみに2015年度の厚生労働省が推奨する日本人の食物繊維の食事摂取基準(g/日)は、成人男性20g、成人女性18g以上ですから、全く足りていないとがわかりますよね。
本来なら野菜に豊富に含まれるはずの食物繊維ですが、野菜ジュースにする過程でフィルターでろ過するため、ほとんど残りません。
理由は「飲みやすくするため」ただそれだけです。さらに「美味しくするため」に糖分も添加しているので糖分がとても多く、飲み過ぎると太る原因にもなってしまうのです。
食物繊維を摂らないとどうなるか?
食物繊維は単に便秘予防だけではなく「がん」や「生活習慣病」の予防には必要不可欠な栄養素です。人の体は毎日のように食品に含まれる残留農薬や貴金属、人工着色料、香料、保存料や消化しきれなかったもの、さらには粉じんやカビ、アスベスト、ダイオキシンなどの有害物質を摂り込んでいます。
これらはすべて腸に集まるようになっていて、本来なら水を含みスポンジのように膨張した食物繊維がこれらの有害物質を一気に体外に押し出してくれるのですが、不足していると排出されずに体内にどんどん蓄積されるため、やがて毒素となって「腫瘍」や「がん」「糖尿病」「心臓病」などあらゆる病気を引き起こす原因にもなるのです。
グリーンスムージーがなぜ体に必要なのか?
グリーンスムージーが何故からだに必要なのかというと、野菜ジュースのようにろ過はせず、野菜やフルーツを皮ごとすり潰してゲル状にするため、ビタミンやミネラルはもちろん、野菜ジュースでは摂れにくいビタミンCや食物繊維を損なうことなくかんたんに摂れるからなのです。
また、食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」とがあり「不溶性食物繊維」を多く摂り過ぎるとかえって便秘を起こしやすくなるのです。理想的なバランスは水溶性食物繊維1:不溶性食物繊維2です。
一般的に「水溶性食物繊維」を含むものはフルーツに多く「不溶性食物繊維」は野菜に多いのが特徴ですが、グリーンスムージーは野菜とフルーツの両方をベースに使うので、バランスよく摂れスムーズな排便を促すのです。
このように野菜まるごとの栄養がバランスよく摂れるのは、野菜ジュースではなくグリーンスムージーだということがおわかりいただけたかと思います。
野菜不足が気になる人は、ぜひ毎日の習慣として取り入れてみではいかかでしょうか?
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