グリーンスムージー粉末にはファイトケミカルがいっぱい
私たちの身体は生きていくために代謝による細胞の生成や修復が常に行われていますが、その際に必要な酸素の数パーセントが活性酸素に変化すると言われています。酸素もまた他の物質と結合し酸化を起こしやすいのです。
体内の酸化は老化やガン、認知症、糖尿病、白内障、シミやそばかすなど、ほとんどの病気の原因になっています。若いうちは体内の酵素やビタミン、ミネラル等がこれらの活性酸素を撃退したり、身体を酸化から守ってくれるのですが、加齢とともにその力は衰え始めるため、酸化(サビ)を簡単に食い止めることができなくなってしまうのです。
近年「ファイトケミカル」が「第7の栄養素」と呼ばれ注目を集めています。
ファイトケミカルとは植物に含まれる天然の化学物質のこと。強力な「抗酸化物質」ともいわれています。
酵素の一種で野菜や果物に多く含まれているため、積極的に摂って免疫力や抗酸化力をアップさせようという人が増えているのです。
このファイトケミカル、どんな食べ物に多く含まれているかというと、身近なものに含まれているんですね。
- 赤ワインに代表されるポリフェノール
- 緑黄色野菜に多いカロチノイド
- キャベツや玉ねぎなどのイオウ化合物、
- レモンやハーブのテルペン類、
- キノコ類のグルカン類
など。どれも冷蔵庫に入っていそうな食材ばかりです。でも、普通に食べてもファイトケミカルの吸収率は低いのだとか。
その理由は、植物の頑丈な分子構造。
主要構造であるセルロースの分子構造は地球上で最も強固な分子構造をしているのです。
動物とはちがって植物は自由に移動することができません。そのため過酷な状況下であっても自分の身を守るためものすごい力を備えているのです。
すごい力とは酸化を防ぐ抜群な抗酸化力と、動物や害虫を寄せつけない臭いなどの防衛能力。
香りや苦みや色素などに含まれる成分で、これがファイトケミカルなのです。ようするにクセのある野菜に多いということですね。
ここからファイトケミカルを取り出すためには、1~2ミリの状態になるまでしっかりと噛み砕く必要があるのですが、何十年も間加工食品に慣れてきてしまった私たちの顎は小さくなり過ぎて荒い繊維を噛み切れないほどに衰えていると言われています。良く噛んで食べることを意識しても、そこまで噛み砕くのはかなり大変。
そこで、考えられたのがドロドロになるまで攪拌させた野菜飲料、グリーンスムージーなのです。
粉末タイプのグリーンスムージーならそのような手間も労力を省くことができ、簡単に栄養素を摂り込むことができます。ミキサーも必要ありません。
何千種類とある酵素ですが、私たちは体内で作る酵素に限界があるため、なるべく多くの種類から摂ることが理想的。
粉末タイプであれば、200~500種類もの野菜や果物の酵素を簡単にに摂れます。
ファイトケミカルを余すところなく摂れるグリーンスムージーで抗酸化力や免疫力をアップさせましょう。