ホットグリーンスムージーの効果と作り方
美容に敏感な女性が取り入れているホットグリーンスムージー。
秋から冬にかけて気温も下がってくると、冷たいグリーンスムージーを飲むのがちょっと辛くなってきますよね。そんなあなたに試してほしいのが、ホットグリーンスムージーです。
熱を加えてしまったら栄養がなくなるんじゃない?
温かいグリーンスムージーなんて美味しいの?なんて声も聞こえてきそうですが・・・
今回は、そのホットグリーンスムージーの効果とメリットなどについてご紹介します。
ホットグリーンスムージーとは?
ホットグリーンスムージーとは言葉どおり“温かいグリーンスムージー”のこと。
体温よりは、やや高めくらいの「温かい」と感じるくらいの温度なので、猫舌のアナタでも飲めます!
そして決して「熱い」グリーンスムージーではありません。
というのも熱くすると、スムージーの中に含まれる大事な酵素が死んでしまうから。
反対に「ぬるい」くらいだと体温より低い温度になるので、体が冷えやすくなります。
ホットスムージーを作る際には体温よりは高めになるように作るのが良いでしょう(40~60度くらい)
ホットグリーンスムージーの効果やメリット
そんなホットグリーンスムージーに、メリットがあるのか気になりますよね。
実は、たくさんあります。
1.体の中から温めてダイエット効果
冷たいグリーンスムージーは、やはり内臓が冷え、体全体の冷えへとつながっていきます。
体が冷えると、基礎代謝が悪くなるので、当然痩せにくくなります。
そして、内臓の冷えから体を守ろうと働きかけるため、内臓周辺に脂肪がつき始めます。
特にダイエットを考えている人には、冷えは大敵!冷たいグリーンスムージーは逆効果になってしまうのです。
対してホットグリーンスムージーは、内臓を温めますので基礎代謝も上がり、それがダイエット効果につながります。ダイエットを考えている人は、ホットグリーンスムージーへ切り替えましょう。
2.エイジング効果
また、ホットグリーンスムージーの代表的な食材のニンジンには、エイジング効果があることを知っていますか?
ニンジンには、βカロテンが豊富に含まれていますが、βカロテンには強い抗酸化作用があり、これがエイジング効果へとつながっていくのです。ニンジンを茹でてミキサーにかけると、より働きがアップします。
3.加熱することで効果UP
グリーンスムージーに使われる野菜や果物の種類にもよりますが、味が変わるよりも覚えておきたいのが、成分の変質です。
スムージーに使われる野菜や果物にもよりますが、たとえばビタミンCは熱に弱く、熱を加えたりすると壊れてしまいます。そのほか、生野菜・フルーツに含まれる酵素については、38℃~で失活すると言われています。
ただ、酵素は失活しても他の酵素の働きを活性化させたり、代謝アップに役立つという機能がありますのでご安心を。
先述したようにグリーンスムージーは温めて効果はあるのか、疑問をもつ人も少なくないと思います。確かに加熱すると38℃前後で酵素は減少してしまいますが残った酵素の動きを活発にする作用があります。
また酵素が減っても食物繊維の量は減りません。酵素は消化を助け、代謝を上げる役割がありますが、食物繊維も体内の老廃物を排出し、代謝を高める働きを持っているのです。
代謝が上がればカロリーの消費も上がるため、痩せやすい体をつくれるというわけですね。
ホットグリーンスムージーを手作りするときは、野菜や果物もできるだけ加熱してからミキサーにかけると良いでしょう。もともと含まれている成分がより引き立ち、体にとって良い効果をもたらします。(粉末は38度以下のお湯や牛乳で溶いて飲みます。レンジでは泡になるので温めないこと)
4.グリーンスムージーは温めると増える成分もある
そして温めると増える成分もあります。
代表的なものは、肌や粘膜の強化・抗酸化作用の強いβカロテンと、リンゴなどに含まれる食物繊維であるペクチンです。
そもそもグリーンスムージーを冷たいままでは飲むのが辛いほど寒いのであれば、温めて飲む方が得策といえます。無理に冷たいものを飲んでカラダや胃腸を冷やしてしまっては本末転倒。
いくら酵素を取り入れても、身体が冷えてしまっては、ダイエットに肝心の代謝も下がってしまいます。
飲みやすい方法で飲むようにしましょう。
自宅で簡単!ホットグリーンスムージーの作り方の基本
それではここからホットグリーンスムージーの作り方の基本とポイントをご紹介します。
母なるスムージーは美味しい自然派スムージー!
ホットグリーンスムージーに必要なものとは・・・
≪材料≫
・ミキサー
・豆乳
・野菜や果物
・はちみつやレモン
・ホットグリーンスムージーにおすすめの野菜や果物
ホットグリーンスムージーを作るときは体を温める野菜や果物を選ぶようにしましょう。温めることで成分が活きてくるので、体にとってより高い効果が期待できます。
【おすすめ野菜類】
ニンジン、キャベツ、ブロッコリー、ショウガ、小松菜、白菜など
【おすすめ果物類】
ミカン、ぶどうなど
ホットグリーンスムージーの作り方の基本
≪ 作り方≫
1.豆乳、野菜や果物は加熱をする
ホットグリーンスムージーの一番のポイントは「加熱」です。
ミキサーにかける豆乳と野菜や果物は、事前に電子レンジで少し温めておきましょう。
2.ミキサーにかける
温めた豆乳と野菜や果物をミキサーに投入します。
野菜や果物は、ミキサーがかかりやすい大きさにカットしておきましょう。
3.仕上げ
最後にお好みではちみつやレモンをたらせばホットグリーンスムージーの完成です。
はちみつには不眠や疲労回復に効果があり、レモンには美肌効果が期待できますよ。
温かさを足したい場合は、数秒単位で電子レンジで温めて。
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とにかく簡単!ホットグリーンスムージーレシピ
ホットグリーンスムージーレシピの材料や作り方ではなくて、シンプルにホットグリーンスムージーのレシピが知りたいという人もいらっしゃるかと思いますので、3つご紹介します。
こちらはお湯を使うので、全部切ってミキサーもしくはブレンダ―にかけるだけです!
体を温めるために、お好みでハチミツやショウガを使ったり、場合によってはお湯をホットミルクや豆乳(熱すぎないもの)に替えても美味しく飲むことができます。
お湯を用意するのが面倒な方は、水で作り、電子レンジでほのかに暖まるまで加熱するという手もありますが、うっかりすると沸騰させてしまうので気を付けてくださいね!
リンゴと小松菜のホットグリーンスムージー
温めると増える食物繊維であるペクチンを豊富に含むリンゴを使ったレシピです。
≪材料≫
- リンゴ1/2個
- 小松菜 1束
- お湯100ml(50℃~程度)
ミキサー(ブレンダー)のコンテナには、お湯、小松菜、りんごの順に入れると、ダマになりにくく、綺麗に撹拌できます。味は小松菜のクセをリンゴが吸収するのでさっぱりとした味わいになります。
甘いグリーンスムージーが苦手な人向きです。
ホットバナナとほうれん草のホットグリーンスムージー
バナナには腸内環境を整えるオリゴ糖が豊富。ホットバナナにすることで糖分やファイトケミカルがアップしてダイエット効果が高まると言われています。
これはスムージーに使わない手はないですね。バナナを温めるので、お湯は少しぬるいくらいでも良いかもしれません。
≪材料≫
- バナナ 1/2本~1本(カットしてからレンジで30秒くらい温めます)
- ほうれん草1束
- お湯 100ml(ぬるま湯程度)
ミキサー(ブレンダー)のコンテナには、お湯、ほうれん草、バナナの順に入れると、ダマになりにくく、綺麗に撹拌できます。
甘めのグリーンスムージーが好きな人には、こちらがおすすめです。ほうれん草の栄養も摂りつつ、甘くて美味しいホットグリーンスムージーが楽しめます。
オレンジとキウイのグリーンスムージー
甘酸っぱいオレンジとキウイを温めると、思いのほか美味しくなりますよ。オレンジもキウイも、光毒性のある成分”ソラレン“を豊富に含むので、夜のホットグリーンスムージーとした方が良いかも。
光毒性について解説した記事はこちら
朝に飲むグリーンスムージーはシミになるって本当?
≪材料≫
- オレンジ 1個 (皮をむきます)
- キウイ 1個(皮をむきます)
- ほうれん草 1束
- お湯 50ml
味は、フルーツが多い分甘いかと思いきや、柑橘系の酸味でさっぱりとしています。
キウイが入っているのでほんのりと甘く、スムージーにもとろみが出ます。
粉末のグリーンスムージーをホットスムージーにすることはできる?
粉末のグリーンスムージーを使っている方も多いと思います。
温めてみたらどうなのでしょうか?
ひとくちに粉末のグリーンスムージーといっても、各社で使っている材料や成分が異なりますので、ここではサイトでもおなじみの粉末グリーンスムージー各社に直接電話して聞いてみました!
グリーンスムージーの種類 | 回答 |
母なるスムージー |
ビタミンや酵素が壊れるのでなるべく体温以下の液体で作ってください。 みらいのエステかこなゆきコラーゲンであればお湯もOK |
ミネラル酵素グリーンスムージー | 特に問題なし。あまり高温だと酵素が失活するのでおすすめはしない。60℃以下で。 |
イージースムージー グリーン | ビタミンCは熱を通すと栄養素が半減するので、生ぬるいくらいまででとどめてほしい。 |
マジカルスムージー |
問題なし お湯だけでなく温かい牛乳やヨーグルトでも美味しくいただけます。(人肌程度) |
ネイチャーリズム | 熱湯などでなければOK。 |
グリーンベリースムージーダイエット |
基本的におすすめしていない。 40℃程度であれば大丈夫ですが、水に比べて溶けにくいかもしれません。 和漢ホットスムージーというホット専用商品がありますので、ホットにしたい方はにはそちらがおすすめです。 |
グラマラスリム・スムージー |
お湯割りは不可。液体の場合は暖かいとダマになったり溶けにくくなるので、常温以下の温度を推奨。ホットヨーグルトなどのトッピングとして使用してみては。 ホットスムージーは別商品で“しょうがとチアシードのほっとスムージー”を出しているのでそちらがおすすめ。 |
やずや 酵素グリーンスムージー | お湯などで作れなくはないが、含まれる栄養素や酵素が壊れてしまうので、常温以下の液体で作ってほしい。 |
基本的に“お湯でもOK!“という粉末グリーンスムージーは少ないですね。
マジカルスムージーとネイチャーリズムは熱湯など明らかに熱い温度でなければOKという回答でしたが、成分がどうというよりは、そもそも冷たい水などに溶かす前提で製造しているので、溶かしにくいという問題があるスムージーもありました。
その場合は溶かして飲むというよりも、ホットヨーグルトなどのトッピングとして活用する方が良さそうですね。
また、より温める効果を実感させてくれる配合にしたホットスムージーを別商品で出しているのは、グリーンベリースムージーダイエットとグラマラスリム・スムージー。温めて飲みたいのであれば、グリーンスムージーではないようですが、こちらのドリンクも考慮に入れてみてはいかがでしょうか?
寒い季節がやってきても、あれこれ工夫することでグリーンスムージー生活は続けられますね!
冷えたグリーンスムージーは、体にとってメリットはないこともわかったところで、ぜひこの機会にあなたに合ったホットグリーンスムージーをみつけてみてくださいね。
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